注文住宅で注目したい蓄熱性

注文住宅で一戸建てを建築しようと検討しているのなら、天然無垢材の蓄熱性にも注目しましょう。蓄熱性とは適切な温度の熱を蓄えられる性質です。天然素材の天然無垢材には、自然な温かみのある温度が蓄えられるので、住まいの内部が全体的に暖かく維持できる特性があります。木造住宅と言っても、ラワン合板や集成材を使用してしまうと蓄熱性が弱くなることがあり、木造建築だからと言っても冷えやすい環境に仕上がることもあります。

ラワン合板や集成材は、強度が備わっていますが、その強度を支えているのが接着剤などの化学物質です。天然無垢材は化学物質を一切使用しませんので、天然の木そのものの蓄熱性が損なわれていないのが特徴です。注文住宅で使用する天然無垢材は、化学薬品を使用していないことを確認するようにしましょう。化学薬品を必要に応じて使用する場合もあり、害虫が繁殖しやすい地域では害虫駆除剤の薬品が染み込まれていることがあります。

害虫駆除を目的にするのですから、駆除剤や防腐剤を使用するのは悪いことではないのですが、薬剤を染み込ませた分だけ蓄熱性は損なわれるのが現状です。注文住宅で蓄熱性が優れているのは、薬剤を染み込ませずに天然素材のまま木材を使用して施工しているからです。小さな子供のいる家庭や、高齢者世代の両親と同居している世帯では、薬剤を染み込ませていない天然無垢材の住まいは、健康的に暮らせる環境です。自然の木ならではの蓄熱性で、温かみのある住まいが実現します。

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