失敗しない注文住宅の間取りのポイント

夢のマイホームを注文住宅で、という方は年々増加傾向にあります。やはり、「北欧風の家」や「木をあしらった和のテイスト」など、夫婦や家族の希望が詰め込める、という点が人気の秘密でしょう。しかし、注文住宅の間取りデザインに関しては、いくつかおさえておかなければならない注意点があります。まずは、土地や立地に関してです。

購入を検討している土地が、平らかそれとも斜めであるか、日当り、水はけといった土地そのものに関して、そして近隣の建物の密集具合など立地に関して、そのどちらも考慮したデザインで間取りを設計しなければ失敗してしまいます。次に、風と光の導線です。欲しい部屋を全部つなげただけでは家にはなりません。当然ながら廊下や玄関、そして窓も必要となります。

また、いくら理想の間取りとはいえ、日当りが悪くじめじめしていたのでは元も子もありません。日当りと風通しを意識した間取りやデザインが重要となります。そして、全体的な強度です。欲しい間取りを詰め込み、光と風を確保したところで、耐久度が低ければ話になりません。

地震大国である我が国では、家を建てる際には強度も重視しないと少しの災害ですぐに倒壊してしまいます。デザインと間取りの希望を盛り込んだ上で、日当りと風通しも意識し、耐震性や耐久性も兼ね備えた家、つまりトータルのバランスをしっかり設計士と話し合いながら注文住宅の間取りを整えていきましょう。根気強く、理想と現実を見ながら夢を叶えましょう。

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